株式投資を始めてみたいけど、資金が少なくて1銘柄に数万出すのが難しい、という方も多いのではないでしょうか。
特に20代~30代前半の若い方にとって、1銘柄に余裕資金の大半を突っ込むのは勇気がいりますよね。
SBIネオモバイル証券なら、なんと1株から個別株の購入が可能です。
当記事では、SBIネオモバイル証券のメリット・デメリットとおすすめの使い方を紹介します。
20代前半にこのサービスを利用したかった
SBIネオモバイル証券はこんな人におすすめ!
- 株式投資初心者
- 少額でも幅広い銘柄に投資したい
- 取引手数料を気にせず投資したい
- 優待株に投資したい
- Tポイントをよく使う
目次
SBIネオモバイル証券の概要
SBIネオモバイル証券は、株式会社SBIネオモバイル証券が運営する証券サービスです。
SBIホールディングス株式会社傘下として2018年に設立。2019年4月にサービスを開始。
若年層・投資初心者層の資産形成をサポートすることを企業方針としています。
そのため、1株から少額で取引できる点、手数料が格段に安い点が特徴で若者を中心に人気を集めています。
メリット
少額(1株)から購入可能
国内株式は通常100株からしか取引ができませんが、SBIネオモバイル証券では1株から購入が可能です。
100株だと10万円必要な銘柄でも、1,000円で買付ができるということ。
東証1部に上場している有名な企業の株も1000円以下で購入できるものが沢山ありますよ。
また、配当金を出している企業であれば1株の保有でも配当金が貰えます。
少額から複数銘柄に投資可能なので、経験を積む&資産を分散できるといったメリットに繋がります。
さらにIPOにも1株から投資が可能。
IPO投資にも興味がある方にとっても非常に魅力的です。
Tポイントで投資が可能
SBIネオモバイル証券では、1ポイント=1円としてTポイントが使用できます。
普段からTポイントを貯めている人にとっては嬉しいサービスですよね。
更にSBIネオモバイル証券で口座を持っていると、期間固定T ポイントが毎月200ポイントもらえます。
SBI証券でもTポイントでの投資が可能ですが、こちらは投資信託の購入のみ利用可能です。
SBIネオモバイル証券では個別銘柄の購入に使用できますが、逆に投資信託の取り扱いはありません。
両方おすすめの証券会社なので、購入対象によって使い分けるのが良いですね。
初めての株式投資にSBI証券がおすすめな理由と口座開設方法について解説
期間固定Tポイントはネオモバイル証券のサービス内のみで使用可能なポイントです。
利用料が定額制で安い(月220円~)
SBIネオモバイル証券では月額利用料がかかりますが、取引し放題です。
月の約定金額によって利用料が決まります。
約定金額 (月合計) | 利用料(税込) |
50万円以下 | 220円 |
300万円以下 | 1100円 |
500万円以下 | 3300円 |
1000万円以下 | 5500円 |
1,000万円超 | 100万円ごとに1,100円 |
月50万以下の取引なら、たったの220円です。
上記で説明した期間固定ポイントが毎月200ポイントもらえる事を加味すると実質20円の手数料ですね。
約定金額が大きくなると手数料が増えますが、そもそもSBIネオモバイル証券は少額での投資におすすめなので、
50万以上毎月取引するなら他の証券会社を利用しましょう。
定期買付サービスが便利
個別銘柄を定期で買付できるサービスです。
方法は以下を選ぶだけ
- 買いたい銘柄
- 買付金額 (100円~)
- 買付日 (月に最大5日まで)
金額は100円から100円単位で設定可能です。
もちろんポイントを使用するかどうかも選択可能。
期間固定ポイント200円分はこれを利用することで期限切れの心配もなくなりますね。
Wealthnavi for SBIネオモバイル証券とは1万円と小資金からロボアドバイザーで、自動運用ができる投資サービスです。
SBI証券などで利用できる「Wealthnavi」では初期投資費用として10万円が必要ですが、「Wealthnavi for SBIネオモバイル証券」は1万から開始可能です。
少額からでもロボアドバイザーを利用してみたい方にはおすすめのサービスですね。
デメリット
外国株式の取り扱いが無い
SBIネオモバイル証券では外国株式の取り扱いはありません。
国内株式の現物取引のみが対象になります。
初心者の内は国内株式のみで十分ですので特に困ることはありません。
投資に慣れてきて外国株式の購入も検討する場合にはSBI証券がおすすめですよ。
NISAは利用できない
残念ですが、NISAの取り扱いがありません。
お得な非課税制度なのでぜひとも活用したいところ。
個人的には楽天証券でつみたてnisaを行うのがおすすめです。
つみたてnisaは楽天証券がお得な理由と口座開設方法について解説
おすすめの使い方
口座入金には住信sbiネット銀行を使う
SBIネオモバイル証券の口座に入金する方法は「即時入金」と「銀行振込」の2種類があります。
即時入金 | 住信sbiネット銀行の口座からのみ可能。 振込手数料無料で、入金が即反映される。 |
銀行振込 | 銀行ATMや窓口、即時入金提携以外の インターネットバンキングから入金。 振込手数料は利用者が負担。 反映時間は入金から1~2時間程度。 |
手数料、反映時間の両方において有利な即時入金が可能なのは住信sbiネット銀行のみです。
SBIネオモバイル証券との連携面のみならず、ネット銀行としてもトップクラスに使いやすいので口座開設しておくことをおすすめします。
利用料の支払いにはヤフーカードを使う
SBIネオモバイル証券の利用料の支払いはクレジットカード決済のみになります。
口座からの現金支払いは不可能です。
クレジットカードはTポイントが貯まるヤフーカードをおすすめします。
220円の支払いなら貰えるのは2ポイントですが、塵も積もれば山となるです。
その2ポイントも株式投資に充てましょう。
定期買付でドルコスト平均法を実現する
100円と少額から利用できる定期買付サービスを活用しドルコスト平均法で積み立てていきましょう。
購入単価を平均化する事で高値掴みするリスクを下げる事ができます。
毎月定額を淡々と買い付けていくことで、長期で見ると安定した利益を出しやすくなるので初心者におすすめ。
ポイントでの支払いを200ポイント以上に設定しておけば、毎月もらえる期間固定ポイントの期限切れを防ぐこともできますよ。
1株からもらえる優待株に投資する
優待は100株以上の保有を条件としている企業がほとんどですが、中には1株から貰える優待株もあります。
例えば上新電機(株)は家電量販店「Joshin」で利用できる優待券5,000円分(2000円毎に1枚使える200円券×25枚)が貰えます。
今であれば1株3000円程度で購入できるので、非常にお得ですね。
このような銘柄に1株だけ投資し、毎年優待を貰い続けるのが賢いネオモバイル証券の使い方だと思います。
まとめ
SBIネオモバイル証券は1株から購入が可能で、優待株投資、IPO投資、ポイント投資などの様々な投資方法に活用できる証券口座です。
余裕資金の少ない若いうちから投資の勉強を始めるなら、SBIネオモバイル証券を使用してみるのがおすすめ!
一方で、NISAが利用できない点や投資信託、外国株式の取り扱いが無い点など全ての面で万能に使える証券口座ではないので、主要ネット証券と組み合わせて使うのが良いと思います。
当ブログでは、他にもおすすめの証券口座や資産運用に関する情報を発信しておりますので、別記事も参考にしてみてください。