こんばんは!パパもっちんです。
今日は資産運用における複利の重要性についてお話したいと思います。
効率よく資産を増やすには、この複利の力を理解しておかなければなりません。
運用期間が長ければ長いほど、複利の力が効いてくるので、長期投資をするなら絶対に複利で運用できる商品を選ぶべきです。
若いうちから知っておくだけで大きなアドバンテージ!
目次
複利と単利の違い
定期預金や投資信託などの金融商品には金利がつきますよね。
金利が付くからお金が増えていくわけですが、実はこの金利には大きく2種類あります。
単利⇒預けた元本のみに利息が付く
複利⇒預けた元本+支払われた利息にも利息が付く
文章では分かりづらいので図で見てみましょう。
黄色い部分に対して利息が付いていくイメージです。
短期間では差が付きませんが運用期間が長ければ長いほど、金利対象(黄色い部分)に差が出てきますよね。
老後資金を貯めたい場合や子供の大学費用を貯めたい場合などは長期での運用が基本になるので複利の力を味方につけることが重要になってきます。
30年運用したらどのくらい差がつくの?
元本100万円を30年間運用した場合、単利と複利でどれだけ差が出るか計算してみました。
年利3%の場合
30年後には複利の方が約52万円多く増えています。
年利5%の場合
30年後には複利の方が約182万円も多く増えています。
年利7%の場合
30年後にはなんと約451万円も多く増えています。
7%にもなると100万円が30年で7倍以上になってますね。
複利の力は凄いですね。
複利の効果は運用期間が長いほど大きくなる。また、金利が高いほどその効果は大きくなる。
複利運用の便利な計算式
複利を上手くつければ効率よく資産を増やせることは分かりましたよね。
元金が増えるスピードの目安を知るうえで非常に便利な法則があります。
72の法則
72の法則といって、資産(元本)が2倍になるまでの運用期間を計算することができます。
年利(複利)×運用年数=72
計算式は非常にシンプルです。
上記の公式に当てはめると、年利10%であれば7.2年で資産を2倍にできるということです。
もう少し現実的な数字として年利5%であれば、14.4年
手堅く3%で運用したとすれば24年で72倍になります。
115の法則
72の法則と同じように、元本が3倍になるまでの期間は115の法則で計算できます。
利(複利)×運用年数=115
年利5%であれば23年で資産を3倍にできますね。
長期で運用する際の目安になるね
複利の力を生かせる運用方法
インデックス投資
投資信託は複利の力を味方に付けるうえで最も簡単な方法です。
複利運用のコツはとにかく長期で運用することです。
投資信託の中でもアクティブファンドではなくインデックスファンドを選ぶようにしましょう。
つみたてnisa
上記のインデックス投資をより有効に行う手段として、つみたてnisaを活用することをおすすめします。
つみたてnisaなら、運用商品を有力なインデックスファンドから選択できるうえ、20年間非課税で運用することが可能です。
複利の力を最大限生かすにはまず最初に行うべきです。
個別株で配当金投資
投資信託より、自分で銘柄を選択して運用したいなら配当金投資にしましょう。
得られた配当金を再投資していくことで疑似的に複利運用が可能です。
配当金を受け取ったまま再投資しなければ単利での運用になってしまいますので複利の力を得ることができません。
まとめ
資産運用において、複利の力を味方につけることは最も重要といっても過言ではありません。
そのくらい単利と複利では運用成績に差が出ます。
特にまだ年齢が若い方であれば今後の運用期間は長くなりますので、その効果は絶大です。
すでに金融商品を購入している人は自分の運用商品が複利効果を得られるものなのかもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
当ブログでは他にも資産運用に関するお得な情報を発信しておりますので、別記事も参考にしてみて下さい。